植物をいくつか地面に植えて、そのまま育てるだけなら誰にでもできます。しかし、多くの人は目的のある庭をつくりたいと考えています。見た目が美しく、手入れもしやすい庭です。庭づくりを計画する前に、いくつか大切なことを考えてみましょう。自分や周りの人にとって、庭にはどんな目的がありますか?庭は、暮らしのさまざまな面に役立ちます。人を招いてもてなす、遊ぶ、屋外で食事をする、あるいは外の世界から離れてくつろげる場所にするなど、用途はほかにもたくさんあります。
庭が暮らしをより健康的で快適に、そして彩り豊かにしてくれることは間違いありません。スーパーマーケットに行かずに済むという便利さにもつながります。庭の最も大切な役割の一つは、屋外で過ごす時間を増やし、自分で育てた作物を収穫したり、切り花や摘みたての花を楽しんだり、家族や友人と心地よい環境で過ごしたりできることかもしれません。
庭が暮らしを豊かにするさまざまな方法を見ていきましょう。
庭でくつろぐ: 心地よくくつろげる場所に行くと、いつでも心身に良い影響があります。それは、庭の隅の木陰に椅子やベンチを置くだけでも実現できますし、何十年もの物語を秘めた大きなオークの木の下にブランコを設けるのもよいでしょう。誰もが一度は、そんな場所で過ごしたことがあるはずです。庭でくつろぐことは、心にも体にも良い効果をもたらします。
屋外でのおもてなし: 遠方からのゲストを迎えるときも、近所の人を招くときも、庭は楽しい時間を過ごすのにぴったりの場所です。ゆったりとした雰囲気も楽しめます。
自然の中で子どもや愛犬と楽しく過ごす: 子どもや子犬を庭に連れていくと、夢中になって遊び始めるものです。まるでスイッチが入って、「さあ、遊ぶぞ!」と言っているようです。ただし、子どもとペットでは庭に求めるものが異なります。大切に育てているバラの庭では、その「遊ぶぞ!」のスイッチが入ってほしくないかもしれません。頻繁に訪れるようであれば、庭の計画を立てる際に考慮しておきましょう。
自分だけのフラワーブティック: 摘みたての花ほど満足感を与えてくれるものはあるでしょうか?うーん?家に香りと心地よさをもたらし、そこにあるだけで心を満たしてくれます。切り花を楽しみたいなら、花を切って集められるだけのスペースを確保しましょう。そのためには、ある程度の計画が必要です。
暮らしを支える食べ物: 庭の大切な役割の一つは、自分で食べ物を育てられることかもしれません。何が使われているかを把握できます。自分で育て、肥料を与え(できれば有機栽培で)、食卓に届くまでのすべての過程を知ることができます。自分で調べることで、育てた食べ物を使って食べ物で体調を整える方法を学ぶこともできます。高級な果物や野菜、暮らしをより健康的にしてくれる香り豊かなハーブも育てられます。
裏庭の野生動物たち: これは個人的に特に好きな楽しみ方です。野生動物にも、私たちと一緒に過ごせる場所が必要です。先ほどお話ししたブランコやベンチを思い出してください。そこに、さえずる鳥や、そばを飛び回るハチドリが加わります。ウサギも大好きです!もちろん、摘みたてのホウレンソウにとっては厄介な存在かもしれませんが、屋外での暮らしに活気を与えてくれます。チョウもいます!その色鮮やかさや優雅な姿も忘れてはいけません。ホウレンソウを食べてしまう小さなウサギも含め、こうした生き物たちは庭に生き生きとした雰囲気をもたらしてくれます。少し計画すれば、こうした生き物たちを裏庭に呼び込むことができます。
自分だけのプライベートな場所としての庭: 庭は、慌ただしい日常から離れて過ごせる場所になります。庭でほんの数分くつろぐだけでも、心が落ち着き、気持ちがすっきりします。自分のライフスタイルや希望に合った場所づくりを始めれば、夢のような空間を現実にできます。
庭づくりの可能性は、数えきれないほどあります。庭にどんな役割を持たせたいか、そして自分や家族の希望をどう満たせるか、時間をかけて書き出してみましょう。焦る必要はありません。外に出て庭を眺めてみてください。心を自由にして、感じるままに考えてみましょう。世界でも屈指の壮麗な庭園も、最高の姿になるまでには何年もの歳月を要しています。庭が変化するにつれて、あなたと庭は互いを映し合い、やがて一体となっていくでしょう。
