Geoponicsから、科学や天文学がお好きな皆さまにお知らせです。NASAが、日食の観測に参加する市民科学者を募集しています。2017年8月21日の日食は、約100年ぶりにアメリカ全土で見られる皆既日食です。

NASA(アメリカ航空宇宙局)のため、あるいは個人的な好奇心や学びのために、8月21日(月)の皆既日食は、科学を探究する貴重な機会となるでしょう。
NASAは、アメリカ各地で日食を観察する方々に実験への参加を呼びかけています。モバイル端末から雲量と気温のデータを報告することで、データ収集に協力できます。
もちろん、そのためのアプリもあります。市民科学者によるデータ収集を案内するアプリは、GLOBE Observerです。Global Learning and Observations to Benefit the Environmentは、NASAが支援するプログラムです。
さらに本格的な科学者向けに、NASAは日食と地球のエネルギーシステムに関する詳細な研究を行っています。8月21日の日食の際、NASAの科学者は、Deep Space Climate Observatory衛星(DSCOVR)に搭載されたEarth Polychromatic Imaging Camera(EPIC)と、月の影が地上に落ちる地域で行う観測を組み合わせて、地球のエネルギー収支に関する新しいモデルを検証します。詳しくはNASAの特集記事をご覧ください。
車で移動して、より長い時間、日食を観察しようとお考えの方も多いでしょう。皆既日食をどこで、何時に見られるかを示した地図があります。
皆既日食とは何ですか?
8月21日(月)、北米全域で皆既日食が見られます。皆既帯では、月が太陽とその大気であるコロナを完全に覆う様子を観察できます。この帯はオレゴン州からサウスカロライナ州まで延びています。皆既帯の外では、地域によって異なる程度の部分日食が見られます。
イリノイ州の皆既帯では、最長2分40秒間、空が真っ暗になります。日食は早い場所ではオレゴン州で午前9時頃から見え始め、その後、アメリカを東へ横断して、オレゴン州セーラム、ワイオミング州キャスパー、ネブラスカ州リンカーン、カンザスシティ、テネシー州ナッシュビル、サウスカロライナ州コロンビアを経て、最後にサウスカロライナ州チャールストンへと進みます。
アメリカ国内では、これまでにも各地で皆既日食が観測されていますが、アメリカを横断する皆既日食は1918年以来初めてです。
専用のメガネを使い、安全に太陽を観察することが大切です。
NASAは、日食観察会の計画方法を含め、2017年の日食について知りたい情報を網羅したウェブサイトを開設しています。2017年の日食サイトをご覧ください。